いつかは、と思っていたソファーをようやく作りました。
まず本体ですが、木で組む部分は何とでもなります。
想像で好きなように組んでも問題ないでしょう。
問題は普通では手に入らない部品をどうするか。
例えば座面のクッション部では、ウェービングテープ又はエラスベルトと呼ばれるゴムベルトが使われています。
これまで何年もネット上でも見つけられなかったけれど、ついにアマゾンで見つけて買いました。結構なホルマリン臭がするけどすぐ消えるでしょう。
伸ばしながら木枠に張ってみます。横方向は25cmほど引っ張りながら、タッカーで留めました。縦方向はその半分くらい。すべては想像で事を進めます。
見よう見まねで、何とかちょうど良い弾力に張れました。
座面が片付けば、あとはその他の部分を木で好きなサイズに組むだけです。
下の写真は後ろから写した背もたれ部。
もうほとんど完成した気分で生活していたけれど、ひと月経ってもウェービングテープのホルマリン臭が部屋に充満して消えないため、やむなくもウェービングテープをあきらめて剥がしました。
そこでもう一つの方法、S字バネと呼ばれる金属のスプリングを探す。
こちらの方が座り心地もワンランク上なので、手に入るならそれがいいです。
しかしネットでは存在しないので、もうメーカーを調べて直接電話したところ、あっさり小売してもらえました。
あとは生地屋さんで手に入るポリエステル綿のシートなど柔らかいものを全体にかぶせ、その上に化繊の布を張ってタッカーで留めていきます。
ひじかけ部。木はハギレだけど見えないから良いのです。
弾力が欲しいところにポリエステル綿を貼る。
座面の裏はこんな感じ。
本体の完成です。
次はクッションとカバーです。
ソファーを作る・本体編