むかし結婚した頃に妻から図書館の愉しみを教わって以来、本はほとんど買わずに図書館で読んでおしまいなので自宅の本棚はとても小さいのですが、まれに残しておきたい本もあります。
表紙の写真が気に入って揃えた上の文庫本は、25年くらい前でしょうか、当時古本屋で見つけた頃からレトロ感漂っており、この装丁版はいつまでも無いだろうなという予感があり(角川書店だし)、また表紙の写真や内容などから自らの青春の世代を象徴した感もあるため、めずらしく幾度の引越し時にも捨てられる事なく本棚に残っています。
当時仕事を終えた夕方に、友人からわざわざ自分のバイクと交換に借りたHONDAのCBで第三京浜を走ったものです。なりきり。頭の中は南義孝が歌う”スローなブギにしてくれ”です。そして逗子の友達に会ってすぐ東京に帰る、青春はムダがいっぱいで好感が持てますね。北山君は元気かな?僕のベスパはもうありません。
近年、本の街と言われる東京の神保町に永らく住んでいましたが、古書店で見つけた同じ本の表紙はすでに新しい装丁に代わった本ばかりでした。
ここまでくると、もうますます捨てられません。
上記の本は全て片岡義男。
そう言えばサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」も原書と新訳併せて三冊ありますが、こちらはいつの世にもあるでしょうね。
捨てられない本もたまにあります


